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何気ない日常を楽しさで彩るひと工夫

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印象派を代表する画家、クロード・モネ。

「日傘の女性」や「睡蓮」など、名画を生み出し続けた天才です。

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彼の作品の中に「連作」というものがあります。

ポプラの木や、大聖堂など、全く同じ物の絵を何枚も書くのですが、全く同じものを描いているにもかかわらず、光の加減でその美しさが、一枚一枚、絶妙に変わるのです。

当校のコースの中で度々出てくる現実性(リアリティー)という概念があります。

あるものを見た時、そのものを見る人の精神状態や、見る人によって、感じ方が違ったり、全く別の感じ方をすることがあります。

現実性(リアリティー)というものが人によって違うのです。あるいは同じ人でも、その時の精神状態によって、同じものを見ても感じ方は違います。

 

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モネは日常の何気ない風景に「美」を見出す天才でした。しかも、全く同じ物の中に沢山の美を見出すことができたのです。ポプラの木を描いた際にも、その作品数は30点を超えましたが、その一枚一枚が絶妙な違いを醸し出し、一枚一枚が全く同じポプラの木を描いているにもかかわらす、それぞれが独立した芸術作品として成立していたのです。

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芸術家はコミュニケーションの天才です。自分の作品を通して、何気ない風景や日常、苦しさや辛さばかりがどうしても目立ってしまう日常に、美やもっと素晴らしい現実性があるんだということを気づかせてくれます。

彼らのような天才までとは行かなくても、見方や視点、気の持ちようで、何気ない日常、ふさぎ込みたくなるような現実にも、花を咲かせ彩らせることができます。

今回はこういった自分を取り囲んでいる、たくさんの現実性を、いかに素晴らしいものにできるのか、少しヒントになるような、一文を紹介したいと思います。


Valiant Management College 参照文献より~

 

例えば5歳の頃を思い出してください。朝、外に出てその日のことを考えると、本当に素敵な素晴らしい日です。花を見ると、それらはとても美しい花です。

25年後に、朝起きて、花にちらりと目をやれば、それらはしおれているのです。幸せな一日ではありません。さて、何が変わったのでしょうか?花は同じで、世界も同じです。

なにかが変わったに違いありません。ええ、おそらくそれは「あなた自身」だったのでしょう。

実際、幼い子供は自分が人生に与えた魅力からすべての喜びを引き出します。彼が魔法の手を一振りすると、社会からありとあらゆる楽しいものが現れます。

いつ彼はそうするのでしょうか?道を歩いていると、おまわりさんを目にします。大きくて、強くて、荒っぽい男が鉄の馬に乗って行ったり来たりしています。ええ、少年はおまわりさんになりたがります。そうです!彼は本当におまわりさんになりたいのです。

25年後、彼はその警官がバイクに乗って道を行き来している姿を目にします。彼は自分のスピードメーターに目をやって、「忌々しいおまわりめ!」と言うのです。

 

さて、ここでは何が変わったのでしょうか?おまわりさんが変わったのでしょうか?いいえ。変わったのはおまわりさんに対する「態度」です。

人生に対する態度は、生活の中にありとあらゆる違いを生み出します。これを発見するために大昔の本を何千冊も読む必要がないことは知っていますね。けれども時には、人生は「あなた」ほど変わりはしないのだ、ともう一度指摘しなければなりません。

多分あなたも昔は、結婚して、素敵な家を持ち、素敵な家族を持って、何もかもがうまくいくのだろうと考えていたことでしょう。

夫が帰宅すると、ねぇ、あなたは食卓に夕食を並べ、みんなが全てに満足するのです。そして、あなたは結婚して、でもそれはあまりうまく行かなかったのでしょう。何やかやで夫は遅くに帰宅し、上司との言い争いで気分を害しています。

彼は映画に行きたがらず、お前にはやるべき仕事がないのか、と文句を言います。お前は家で一日中座ったきり何もしていないんだ。そしてあなたも、彼はなんの仕事もしていないと思っています。彼は家から消えてしまい、どこかに行ってしまいます。

そして夜遅くに戻ってきて、結局彼は何もしていません。そのことを巡ってひどい言い争いになりますが、本当は、ふたりとも一生懸命働いていたのです。

 

さあ、このような状態になったらどうするのでしょうか?ただ結婚を解消してしまいますか?それともマッチで家に火をつけますか?それとも子どもたちをゴミ箱の中に放り込んで、実家に帰りますか?そうでなければ、どうしますか?

さて、私達にできることは、たくさん、たくさん、たくさんありますが、その中でも一番小さなことが環境を見渡すことです。ただあたりを見回して、こう言うのです。「私はどこにいるんだろう?私はここで何をしているんだろう?」そしてひとたび自分がどこにいるかがわかったら、ええ、どうしたらその環境をもう少し住みやすくできるかを見つけるようにしてください。

あなたが自分の環境を築き上げるのをやめ、自分の周囲の状況を築き上げるのをやめ、魔法の手をふるのをやめて魔法と美で周りのものすべてに魅力を与えるのをやめた日に、物事は魔法をやめ、美しくあることをやめるのです。

 ええ、多分あなたは過去何年かの間で魔法の手をふることを忘れてしまっただけなのでしょう。

  
 
【クロード・モネ】
 
(1840~1926) フランスの画家。色彩分割の技法を用いて自然に及ぼす光の効果を追究し、明色を用いた風景画を描き印象派の代表的画家となる。その作品「印象・日の出」から印象派の呼称が生まれた。

モネ自らが設計し、日本庭園を意識して作った庭がジヴェルニーにある。
モネは安住の地にこの地を選び、43歳から亡くなるまで人生のほぼ半分をこの家で過ごした。
池にかかる日本の太鼓橋やしだれ柳、水面に咲く睡蓮。この頃のモネは庭造りと庭を描くことに夢中だった。晩年、睡蓮の絵は数多く描かれた。
現在はここは美術館となっている。モネの作品はないが、モネ自身の日本の版画コレクションが展示されている。

日本から多くの影響を受け、日本の美をこよなく愛し、自らの表現の中に日本への思いをふんだんに込めた画家モネ。日本人もモネの絵をこよなく愛し、日本中にはいくつもモネの作品を収蔵する美術館がある。

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